わんこの輪　２０１８－２１ | WELLBE DOG SCHOOL / ウェルビードッグスクール

2018.08.01わんこの輪　２０１８－２１

こんにちは、刈屋です。

８月に突入です。今回はとっても嬉しいカウンセリングでのお話です♪

早速、わんこの輪にまいりましょう！
この「わんこの輪」ブログはレッスン風景での生徒ワンの写真や卒業された方から写真などの近況をいただくと掲載させていただいております。「わんこの輪」の意味は、わんことのご縁「＝輪」で繋がったみんな（ワンとヒト）を指し、これは愛犬と飼い主さんのご縁（＝輪）でもありウェルビーもご縁（＝輪）を感じております。

先日、とってもとっても嬉しいカウンセリングに行って参りました。それは先代わんこのトレーニングのご縁で１７年来のお付き合いのご夫婦が来月新しいわんこを迎える！とのことでその「準備カウンセリング」ということで訪問致しました。

わんこの老犬介護を考えると自分たちは「もう飼えないかも…」と、おっしゃっていたのですが年単位で色々な道を模索をし、この度おふたりにとって最良の答えが現れました！
犬が好きだからこそおいそれと簡単に飼えない、というお気持ちにとても共感します。なので迎え入れることが実現的となり、私も自分事のようにうれしいのです。

きっとね、虹の橋からフーチー君も「パパ、ママ、やったね～♪」とシッポを振っていると思います。

そして何よりも、わんこが来る前の「準備カウンセリング」を受けていただけたこともとても嬉しかったのです。
まず、迎え入れるために必要な物。結構ミスマッチ品を選択されるケースの多いこと多いこと。購入後に相談されても買い直しも大変ですしね。案の定、「あぶな～い、聞いておいてよかった」とのご感想でした。

どうしても「人間目線で物を選びがち」になり、犬の目線でない商品・・・たくさんあります。そして飼い主さんは「良かれと思って」買ってしまうのです。

ハウスのこと、トイレのこと、床材のこと、お話しました。
わんこのステージ（心と体の成長段階）によって選択するものが変わってきます。またそのおうちによっても選択がことなります（総リフォームするぜ！的なおうちもあれば、不格好でもいいから１円でも抑えたい、など）妥協点も様々ですので有意義なカウンセリングとなりました。

新たなわんこを迎え入れるのは１７年ぶりだし、ずっとシニアわんになったフー君との生活だったので「若者わんこと暮らすってどんなだかすっかり忘れてる！」ともおっしゃっていました。来月（、、、あ！もう今月だ）が楽しみです。

ここまで至るまでに一部ご相談を受けていたのでお心模様が伺える紆余曲折がありました。

当初は次またわんこと暮らすことはない、ところからだったのですが徐々に気持ちが変わっていきました。でも仔犬から飼ったらご先々自分たちの年齢・体力を考えると「あの介護はムリ」（小型犬の選択はこのご夫婦にはなく飼うならラブと決まっていました）。

では、成犬の保護犬なら！と、ラブラドールやラブに似たMIXを探したりもしました。そして「この子！」と思う子がいて申し込んだのですが書類の年齢審査でバッサリ。（このご夫婦見た目や行動力は抜群にお若いのですが書類審査上では落とされてしまう）。この時「もちろん保護団体さんの言う年齢制限や仕組みには理解できる。でも自分を全否定されたような気分だった」ともおっしゃっていました。
保護犬譲渡不可を受けてショップ購入（素性の分からない犬をお金で買う）を選択してしまう方もいらっしゃいます。

何度も探し諦め…を繰り返すこと数回。飼い主候補の年齢を聞かれない団体に出会い、万々々々々々が一に「飼えなくなった時は協会が引き取りまた新しい家族を見つけます」ということで交渉すること数か月。今に至ります。

色々な団体があり、それぞれのポリシーや経験されてきたことを基にお約束事があります。なのでどの団体がダメとか審査を緩めろとか、そういうことを言いたいわけでは決してありません。審査が厳しい団体は犬を犠牲にした苦い経験などから教訓としてのお約束事があったりします。審査が緩くてミスマッチで渡してしまい、結局飼いきれず犬がたらいまわしの目に遭ったり虐待されたり。。。

犬家族計画。迎えるのも愛、迎えないのも愛。

また水遊びに行きましょうね。・・・ウェルビーの９月水遊びイベントには連れ出すの早いので残念です！！！